・集客するには、売上をあげるには、ターゲット客を絞ることです!についての考え方
もし、あなたが経営の専門家に相談したことやコンサルを受けたことがあるのなら、言われたことがあるかもしれませんね。
「あなたの顧客ターゲットは?集客するには、売上をあげるには、ターゲット客を絞ることです!」
ちゃんとしたマーケティングには必須項目なのでしょうね、あちらこちらでよく聞きます。
ところで、あなたは自分のお店のターゲット客の設定はちゃんと出来ていますか?
私はターゲット客を絞ることが、集客・売上に影響するのだと知ったとき、自分のお店のターゲット客は誰なんだろう?
とターゲット客の絞り方などを少し勉強してみました。
調べた結果を簡単にいうと、治療院だとカラダ全般ではなく、もっとピンポイントで腰痛を改善したい人にターゲットを絞り込む。なるほどと思いました。
女性雑誌だと、女性全般ではなく20代の女性・30代の女性など年齢別でちゃんとターゲットを分けている。なるほどと思いました。
他に、地域・年齢・環境など、細かなところまでたくさんの情報が必要だそうです。
私も自分のお店で、お客様の性別・年齢などを1ヶ月ほどリサーチしてみました。
簡単そうでしたが答えを見つけるのにとても悩んだことを思い出します。
・テイクアウト・お持ち帰り専門店のターゲット客とはズバリ!
例えば、たこ焼き屋さんのターゲット客は誰だと思いますか?
ミスタードーナツのターゲット客は?
街のパン屋さんのターゲット客は?
コンビニのターゲット客は?
それぞれお店に来るお客様を想像したと思ウノですが、どのお店も男女・年齢・環境いろいろなお客様が登場しませんでしか?
私には、なかなか答えが見つけられなかったです…まだまだダメだなぁ自分はと思いました。
そこで1つおねがしいしたのですが、当店(カステラ屋)のターゲット客を考えてもらえないでしょうか。
男女・年齢・主婦・サラリーマン・学生、どんな方が当店のターゲット客になると思いますか?
・当店がターゲット客を絞り込んだ結果は
経営の専門家でマーケティングのプロの答えではなく、テイクアウトビジネスの専門家としての私なりの答えをお伝えします。
テイクアウトビジネスを長年やってきた私の経験と実績から得た答えは、「ターゲット客をわざわざ絞らなくていい!」ということです。
すぐに明確に出来たのであればいいのですが、私と同じように感じたのであれば、無理に絞る必要はないと思います。
もっというと、絞るべきではないというのが私の答えでした。。
お店の前を通る人・お菓子好き・近所の人・お土産探している人、などこんな感じでいいと思います。
実際に当店には、小さな子供から主婦、学生はもちろんサラリーマンの方、近所のお爺ちゃんお婆ちゃんまで、たくさんの方がご来店くださいます。
自分用に、お土産に、頼まれもの、差し入れに、たまたま前を通りかかったなどシーンもそれぞれです。
私がお店に立って実際に感じ取った答えが、わざわざお客様を絞る必要はないということでした。
私たちのような小さなお店は、地域密着がとても重要だと思っています。
たこ焼き屋さんでもパン屋さんでも唐揚げ屋さんでも、お持ち帰りのテイクアウト専門店のターゲット客はお店の前を通る人でいいと思います、わざわざ決めなくても大丈夫です。
唐揚げ屋さんだったら、お昼のお弁当、夕食のおかず、仕事帰りのおつまみに、ぐらいは気にして販売しているはずです。
ターゲット、ターゲット、とそこを気にするよりも、お客様があなたのお店で買いたくなることを考える方がよっぽど売上に繋がると思います。
ターゲットを決めるということが間違っているということではないですよ、勘違いしないでくださいね。
私も、整体院や美容系のサロンなどは、ターゲット客を明確にして集客した方がいいと思っています。
しかし、snsやブログでターゲット客に直接アプローチ、みたいなことをよく聞くと思いますが、そうではないお店もあるということです。
ターゲットを絞れと言われた時には、鵜呑みにしないで、自分自身が感じていることを信じて、判断してみてください。
今はネットでいろいろな情報が手に入ります、しかしたくさん情報を詰めすぎると、頭の中を整理できなくなることがあります。
自分のお店のターゲット客が見つけられずに悩んでいた人は、無理に決めなくて大丈夫です。
当店はずっとターゲット客を絞り込まずにやってきましたが、集客に悩んでいませんので安心してください。
集客とか売上を上げるのはそこではないと思いますので。
ターゲット客が絞れずに悩んでいる人が多く、それを相談される度に
「決めなくても大丈夫ですよ」と言ってあげると驚かれますが同時にみんな笑顔になります。
あぁ、みんな悩んでいる時間がもったい無いなぁと思い、私の考え方をお伝えしてみました。
どれが正解かなんて無いと思うんですよね。
自分自身が共感できるもや、感じたことをやればいいのではないでしょうか。
あなたの大切な時間です、有効に使ってくださいね。